初めてのニセコ・スキー旅行ガイド 第 1 弾

類まれなパウダースノー、ため息が漏れるような景色、豊富な温泉、そして北海道グルメ。 それがニセコをスキーリゾートとして世界的に有名にしている代表的な理由です。さらに、ニセコは小樽や札幌へ簡単にアクセスでき空港からも遠すぎるということはなく、また多くのスキーリゾートが人里離れた場所にあるのとは違い、人々が生活する街がすぐそこにあります。買い物にも困らず、ルスツやキロロなど他の有名スキー場へ足を伸ばしたり、洞爺湖や余市などへ日帰り旅行に出かけることもできます。

全ての条件が整っているから、ウィンターシーズンには国内外からニセコへ訪れる人が絶えない。それがニセコです。

ニセコへのスキー・スノーボード旅行が初めての方もご安心ください。このガイドでは、宿泊する場所、アクセス方法、スキーやスノーボードレンタル、リフト券の購入、レッスンやその他のアクティビティーの情報など、必要な情報全てを紹介していきます。

宿泊

ニセコ町と倶知安町にまたがり、4つのスキー場が共存するニセコアンヌプリ山。いわゆるニセコのスキー場とは、それぞれ独自の特徴を持つこの4つのスキー場全てを指します。

一般的に「ニセコ」と認識しされているのがこのヒラフエリアであり、初めてニセコを訪れる方にとって、様々なレストランやアクティビティに徒歩で簡単にアクセスできる中心的な滞在先として好まれています。

ヒラフの中心に位置する雪ニセコは、スキーホリデーに必要不可欠な全ての設備と快適さ、そして利便性をお客様に提供しています。

ベストシーズン

ニセコの冬の平均積雪量は10メートルを超え、グルーミングされたゲレンデが膝下までのパウダーに覆われることもあります。ニセコが最も賑わう時期は、クリスマスから1月末まで。ニセコに魅せられた人々が、「Japow」と「January」を掛け合わせた「Japanuary」と呼ぶ1月がベストとされています。ただ、訪れる目的やスキーレベルにより、それぞれに合うベストな時期は異なりますし、またその年の積雪状況により2月後半や3月でも素晴らしいパウダーを体験することができます。4月頭にレアな新雪を味わえた年もあります。そもそも、地元民が「今日は普通」と思っている様な日でも、各地から来た滑走者が歓声を上げて滑っていくのがニセコなのです。それだけ雪質の良いニセコであれば、初来訪者であれば何月に来てもお楽しみいただけるのです。

ビギナーには12月上旬と、1月の後半、また春先をお勧めします。

ニセコユナイテッド

先述のとおり、ニセコは4つのスキー場で成り立っており、その総称がニセコユナイテッド。ニセコ全山とも呼ばれており、4つのスキー場全てを滑ることができる、ニセコ全山共通券を提供しています。このニセコユナイテッドのコース全てを滑走して、お気に入りのコースを見つけるまでには数日はかかるでしょう。