2月は北海道ならではの冬イベントを満喫

冬の北海道は、寒いからこそ楽しめるイベントが満載。特に2月は魅力的な冬のイベントが集中する時期です。2月にニセコを訪れる際には、北海道の冬のお祭りも楽しみの一つに含めて旅の計画を立ててみるのがおすすめです。

さっぽろ雪まつり

北海道で最も有名な冬のイベントといえば、毎年2月上旬に開催されるさっぽろ雪まつり。2023年は2月4日～11日の期間で開催されました。

毎年200万人以上が訪れるさっぽろ雪まつりは冬の風物詩。メイン会場である札幌の大通公園にある大通会場をはじめ、市内には複数の会場が設けられます。大通公園に作られる大雪像やすすきの会場の氷像は、そのスケールに圧倒されます。大通会場にあるさっぽろテレビ塔の地下には飲食店街もあり、グルメを楽しむにも最適のスポットです。

雪まつりの準備は数か月にわたって行われ、大雪像の制作は12月から枠組みの作業が始まり、雪を固めて削り出す作業は、陸上自衛隊や雪まつりの制作委員会が1ヵ月以上の時間をかけて、多くの人を魅了する雪像に作り上げています。

ニセコエリアにご宿泊で、さっぽろ雪まつりへのお出かけする場合は公共交通機関やレンタカーなどを使って日帰りでもお楽しみいただけます。公共交通機関を利用の際は、ホテルからバスでJR倶知安駅へ、そこからJR線のご利用で札幌駅までは合計片道約3時間。

ドライブで札幌までのご移動の場合は、道路状況や交通状況によっても所要時間には幅が出ますが、片道約2時間～3時間。会場付近は交通規制などがあるため、予め会場付近のコインパーキングなどを確認してからのお出かけがおすすめです。

支笏湖氷濤（ひょうとう）まつり

1月下旬から2月中旬の支笏湖では、湖水を吹き付けて作られた、大小さまざまな氷のオブジェが立ち並び、多くの観光客を楽しまてくれます。北海道の寒さを生かした、自然の力を感じさせるユニークなオブジェや、氷のトンネルを通って氷の空間を味わったり、氷の展望台に上がって会場全体を見渡したり、氷の美術館の名の通りそれぞれの形を楽しむことができます。昼間はその澄んだ湖水の自然なブルー、夕方からはカラフルなライトアップで彩られ、氷の王国に来たように楽しい時間をご家族全員で過ごすことができます。

氷の世界で過ごした後は、屋台や会場周辺の食事処で美味しい食べ物や温かい飲み物を楽しんだり、支笏湖温泉に浸かって体を温めて一日を満喫するのも充実した過ごし方の一つ。
入場料は高校生以上¥500、中学生以下は無料です。

支笏湖氷濤まつりの会場までは、ヒラフエリアからは車で約2時間、札幌市内からは、車で約1時間～1時間半程、千歳空港からは約1時間の支笏湖温泉で毎年開催されています。

小樽雪あかりの路

小樽雪あかりの路は、毎年2月に小樽運河や手宮線跡地のエリアを中心に開催されています。運河会場では、運河沿いの散策路を幻想的に照らすスノーキャンドルや水面を照らす浮き玉キャンドルによって冬の小樽を光で演出し、約300メートルの散策路を歩きながら、キャンドルの温かい光と街並を楽しむことができます。

手宮線跡地の会場では、かつての線路跡地でランタンや小さな雪像が並び、雪の滑り台などで賑わう、人気のスポットとなっています。期間中は、小樽飲食店のグルメが楽しめる食べ歩きのチケットなども販売されています。メイン会場だけでなく、期間中は各商店街や商業施設などでもキャンドルの演出を行い、街全体で幻想的な冬の小樽を演出しています。

ニセコエリアにご滞在で、雪あかりの路へお出かけの場合は、雪ニセコシャトルバス、もしくは路線バスでJR倶知安駅まで行き、JR線へ乗り継ぎして小樽駅へのご移動が便利です。小樽駅から雪あかりの路のメイン会場へは徒歩15分程。運河の散策路や近隣の商店街なども徒歩で楽しむことができます。

雪トピアフェスティバル

雪トピアは、地元倶知安町の旭ヶ丘スキー場で毎年2月に開催される、倶知安の冬の一大イベントです。2023年は2月18日、19日に開催され、お子様も楽しめる家族向けのイベントやゲーム、屋台が集まり、焼きたての焼き芋やクレープ、焼き鳥など、美味しいグルメも楽しむことができます。

雪トピアの入場は無料。巨大な雪のチューブ滑り台、スノーモービルが引くスノーラフティング体験など、雪を存分に楽しむアクティビティイベントも充実しています。

雪ニセコのお客様は、雪ニセコの倶知安シャトルサービスでJR倶知安駅まで移動し、JR倶知安駅前から無料の雪トピア会場行きのシャトルバスに乗り換えができます。