今年で3回目を迎えたニセコジャズフェスティバルが、7月17日から20日までの4日間にわたり開催されました。
雪ニセコの中庭をはじめ、今年は新たな会場としてエースゴンドラ山頂駅にオープンしたレストラン「NEST813」が加わり、ニセコの夏を彩る特別な音楽イベントとして、国内外から集まった50名以上のミュージシャンが18組にわたって素晴らしい演奏を披露しました。
ソエジマトシキ
7月17日 華やかなオープニング
初日は、札幌の中学生3人組バンド「オトノタネ」の爽やかな演奏で幕開け。続いてギタリストのソエジマトシキさんが、心地よいネオソウルサウンドで夏の午後を優しく包み込みました。
夜のステージでは、日本唯一のヴォーカリスト兼フリューゲルホーン奏者のTOKUさんが登場。温かみのある歌声と演奏が雪ニセコの中庭を美しく彩りました。
TOKU New Scope A Tribute To Miles & Coltrane
本田竹広トリビュートバンド NATIVE SON
初日の締めくくりは、本田竹広トリビュートバンドNATIVE SON。伝説的ジャズピアニスト・本田竹広氏の楽曲を息子でドラマーの本田珠也さん率いるバンドが現代によみがえらせ、70~80年代のジャズへの敬意と新たな魅力を感じさせるステージとなりました。アンコールではビートルズの名曲「Hey Jude」を披露し、会場全体が一体となる感動的なフィナーレで初日の幕を閉じました。
7月18日 山頂と中庭、それぞれの魅力
昼のステージは、あいにくの雨模様のなかNEST813でスタート。オープニングを飾ったさくらPro.は、『サウンド・オブ・ミュージック』の「My Favorite Things」など親しみのある名曲を披露し、伸びやかな歌声で観客を魅了しました。続いて、元Fried PrideのShihoさん率いる「Shiho with Special Friends」が登場し、会場は手拍子やダンスで盛り上がりました。
夜は雪ニセコ中庭へ会場を移し、白木茂カルテット、竹村一哲スペシャルカルテットが洗練されたジャズを披露。
白木 茂カルテット
竹村一哲スペシャルカルテット
大林武司トリオルネッサンス スペシャルゲスト馬場智章
続いて大林武司トリオルネッサンスには、昨年も好評を博した札幌出身のサックス奏者・馬場智章さんがゲスト出演し、息の合った演奏で会場を沸かせました。
フィナーレはラテンジャズ界を代表する「オルケスタ・デ・ラ・ルス」。雨脚が強まる中でも熱気は冷めることなく、「Salsa No Tiene Frontera」の演奏が始まると観客は総立ちに。翌日出演予定の大儀見元さんも加わり、約1時間にわたりラテンジャズとサルサのリズムで会場全体が一体となりました。
オルケスタ・デ・ラ・ルス
7月19日 多彩なジャズが響く一日
昼のNEST813では、稲葉美紀 Dear Friendsがエネルギッシュな演奏を披露。続く札幌のMihoko Quartetは、ジャズスタンダードに独自のアレンジを加えた演奏で観客を魅了しました。
夜はマックスJazzカルテットによる人気楽曲のジャズアレンジでスタートし、会場を温かな雰囲気に包みました。続いて登場したYucco Millerさんは、トレードマークのピンク色のヘアスタイルと、バンドメンバーとの鮮やかなピンクの衣装で会場を華やかに彩り、「Hair Style」や「Miracle Shine」などを披露して観客を魅了しました。
さらに、類家心平さん率いるRS5pbが革新的なサウンドで観客を魅了し、ジャズの新たな可能性を感じさせました。
Yucco Miller
RS5pb
最後は、カニサレス、アンドレス・バリオス、大儀見元さんによる共演。現代フラメンコ、ラテン、ジャズが融合した圧巻のパフォーマンスで、ナイトセッションを締めくくりました。
Cañizares
カニサレス×アンドレス・バリオス×大儀見元
7月20日 感動のフィナーレ
最終日は札幌を拠点に活動するH-Organ Confusionがハモンドオルガンの魅力を存分に届けました。
フェスティバルのラストを飾ったのは、日本を代表するジャズシンガー・Charitoさん。スペシャルゲストとともに披露した心に響くステージでは、Minnie RippertonのLovin’ Youで観客を魅了し、4日間にわたる音楽の祭典を感動的に締めくくりました。
音楽だけではない、ニセコの夏を楽しむひととき
会場では、ジャズとともにニセコの食も楽しめるフード&ドリンクを提供。「法善寺三平ニセコ」の焼きそばやたこ焼き「AFURI」の人気のフライドポテトや串からあげをはじめ、「méli mélo -Yuki No Koe-」のスパイスナッツやバナナブレッド、シーフードを盛り合わせたテイスティングプレートなど、多彩なフードが並びました。クラフトビールやクラフトソーダ、冷えたワインなども提供され、夏にぴったりのメニューが並びました。
また、ファミリーコーナーでは、おもちゃ釣りやNiseko Jazz Festivalのポスターぬり絵など、お子さまも楽しめるアクティビティが用意され、ご家族連れにも人気のイベントとなりました。
また来年、ニセコで
今やニセコの夏を代表するイベントとして定着したニセコジャズフェスティバル。雄大な自然の中で世界レベルのジャズに触れられるこの特別な4日間は、音楽ファンはもちろん、ご家族やご友人同士でも楽しめる夏の風物詩となっています。
今年初めて昼の会場となったNEST813、そして例年どおり温かな雰囲気に包まれた雪ニセコの中庭で、素晴らしい演奏を届けてくださった出演者の皆さま、ニセコジャズフェスティバル実行委員会をはじめ、運営スタッフ、ご来場いただいたすべての皆さまに心より感謝申し上げます。
2027年のニセコジャズフェスティバルで、また皆さまにお会いできることを楽しみにしております。



